サンライズシェルについて
ハワイでは、古代より地球の大自然に祈りを捧げてきました。ハワイの伝統的な踊りの「フラ」の一つ一つの動きにも意味があり、大地の恵みに感謝するものが多く取り入れられています。自然を愛するハワイでは、毎日身につけるジュエリーにも、自然素材のものや、自然の柄をモチーフにしたものが多く使われています。その中でも、近年注目されているのがサンライズシェルです。
●サンライズシェルとは
ハワイで人気のあるもののひとつに、「サンライズシェル」があります。サンライズシェルは、ホタテ貝の一種で厚みのある貝です。貝の中心から、白、黄色、オレンジと鮮やかなグラデーションになっており、まるで海から昇る朝焼けのような色であることからこの名前がつきました。サンライズシェルのグラデーションのバージョンは他にもいろいろあり、黄色や赤色、白色や緑色、白色や青色の混ざったものなど、様々でとてもきれいです。
サンライズシェルは、ハワイ諸島でしか採ることのできない大変貴重な貝で、古代ハワイでは王族のみが身につけることを許されていました。マナが宿る貴重な貝の宝石ということで、「ハワイのダイヤモンド」とも呼ばれています。色合いによってグレードがあり、赤みの強い貝ほど貴重であり、ハワイに住んでいる人でさえも中々目にすることができないといわれています。そのため、国内外に数多くの愛好家がいるのです。